株式会社アスコット20周年記念誌　『創業から今日まで』

『創業から今日まで』

「ASPACシリーズ」の品揃え強化開発とその開発ポリシー

　そして「ASPAC-消費財卸」「ASPAC-生産管理」に続き、下記の業種別パッケージソフトを「ASPACシリーズ」として開発してまいりました。
開発に当たっては、基本的には
　�@オフコンや旧マシンから移行するのに十分に満足なシステム機能があること
　�Aお客様の将来のビジネス展開に十分に対応できるシステムであること
を前提に開発してきました。同時に、業種別ソフトとして、我々が当該業種企業のビジネスモデルを深く極め、その業種企業の生き残り課題解決につながる基幹業務ソフトであるという根本的ポリシーのもと開発しています。

「ASPAC-カテゴリフルライン卸」
　- 専門卸売業向け総合情報システム[平成15年(2003年)]

　-　当該カテゴリに対して「どんなご用をも承る」カテゴリフルライン型対応卸のシステム
　-　定番・非定番商品管理機能

「ASPAC-生産財卸」
　- 管工機材並びに生産財卸売業総合情報システム[平成17年(2005年)]

　-　「新連携事業」による開発パッケージソフト
　-　大阪管工機材商業協同組合が開発推進中の業界統一商品データベース取り込み対応
　-　不良在庫・過剰在庫一掃のための在庫管理システム
　-　工場現場単位ごとの受注〜出荷・発注〜入荷・直送納品からの請求・回収対応

「ASPAC-会計」 - 統合会計情報システム[平成13年(2001年)]

　-　基本的会計機能(仕訳記帳から決算)
　-　庶務部門の煩わしさを解決する小口現金ワークフロー
　-　基幹業務システムとのシステム連携機能
　-　部門別業績評価などの管理会計システム
　-　固定資産/リース物件管理システム

「ASPAC-紙卸」
　- 紙卸売業向け統合販売情報システム[平成18年(2006年)]

　-　連量・米坪等の紙業界特有の複雑な取引単位に対応
　-　きめ細かい物流・加工手配機能(断裁、引取等)
　-　紙業界VAN(カミネット、ベイツボ)への標準対応

「ASPAC-医療材料・機器卸」
　- 医療材料機器卸売業販売情報システム[平成19年(2007年)]

　-　病院等に医療材料機器を販売する卸売業の総合情報システム
　-　特定医療商品、生物由来商品などのロット番号管理、トレーサビリティシステム
　-　預託品取引の対応(仕入先よりの預かり在庫、病院への預け在庫の管理)システム
　-　院外SPD対応システム

「ASPAC-ねじ卸」
　- ねじ卸売業向け販売情報システム[平成24年(2012年)]

　-　「新連携事業」による開発パッケージソフト
　-　ねじ卸業界ＥＤＩ(大阪鋲螺卸商協同組合＝大鋲協ＥＤＩ)との連携システム
　-　ねじ統一商品コード組み込みと自社コードとの変換機能対応システム

• [1]　「アスコット」の由来
• [2]　起業の背景
• [3]　創業時　[平成5年(1993年)〜平成6年(1994年)］
• [4]　「SEが優秀なだけでは勝負に勝てない」　- パッケージソフトの開発と事前提示 -
• [5]　「ASPAC-消費財卸」　[平成7年(1995年)〜平成8年(1996年)］
• [6]　「ASPAC-生産管理」　[平成12年(2000年)]
• [7]　「AsPLAs」　[平成14年(2002年)]
• [8]　「ASPACシリーズ」の品揃え強化開発とその開発ポリシー
• [9]　「ASPACシリーズ」パッケージソフトの特徴
• [10]　「信用力の無い、名もなき会社には仕事は戴けない」　- アスコットのシステム開発企業としての信用力確保について -
• [11]　アスコットのシステム開発作業について
• [12]　アスコットの経営基盤確立期　[平成11年(1999年)〜平成12年(2000年)］
• [13]　最近のアスコットの特徴的イベントの紹介　[平成17年(2005年)〜］
• [14]　アスコットのSE力強化について　- 人材の採用とスキルアップ研修 -
• [15]　令和6年度(第32期)の経営方針と経営目標