創業後、私達はやみくもに営業活動やSE作業を行ってきましたがその活動を通じて、平成12年頃には当社の「経営方針」「ビジネスシナリオ」「行動理念」が見えてきました。社員みんなで確認しあい、以下の通り取りまとめました。現在、私達はこの理念や方針に則って、企業活動展開をしています。
平成10年頃より、中小企業向けコンピュータは本格的にオープン環境としてのクライアント・サーバ方式が主流となり、オフコン導入商談は、単純なハードウェアのレベルアップ以外は考えられなくなってきました。 また、コンピュータのいわゆる「2000年問題」があり、これに対応するためのシステム改訂が課題となり、一挙にクライアント・サーバ方式へのシステム移行が起こりました。
設立当初は、まずは自らが生き残るため当社の社員が必死に営業を行っていましたが、この頃より「ASPACシリーズ」のシステムの良さと競争力の高さがソフト業界で評価され始め、もと私がいた富士通ならびに富士通ディーラやIBMならびにIBM販社(ビジネスパートナー)等から「ASPACシリーズ」を販売したいという申し出がおこり、当社直販のみの営業からディーラによる外販の流れがおきてきました。
ここに、専門的営業マンを持つ販売会社とのタイアップビジネスが実現し、当社の大きな企業発展につながりました。
同時に、首都圏の巨大市場での営業拠点としてアスコット東京支店を開設しました。
そういう意味で、当社の営業展開の基盤は、この頃に出来上がったと考えています。 次へ ≫