当社はSEの会社です。当社のもっとも重要な経営資源は人材としてのSEです。
創業当初は、富士通からスピンアウトしたSEは経験豊かで優秀でしたが、企業の発展に応じて人材の拡充が大変重要な経営課題となってきました。
そのため、採用活動を創業5年目頃から開始しました。
弊社ではプログラマーとしての中間採用は殆どしません。単にプログラムを作るだけの要員ではアスコットのSEでは不十分なのです。
中小企業のお客様のシステム化要求を正しく理解し、お客様にITのあり方を提案できること、さらには、お客様のご要求以上のより効果的システムをご提案できるSEこそが、アスコットには必要なのです。
言われたことのプログラムだけをつくる、それ以外の提案をしない、いわゆる下請け構造的な癖の付いた人は、その癖の改造に大変時間がかかります。「鉄は熱いうちに打て」そういう意味で、弊社では基本的には学卒の新人を中心に採用し、当社のきちっとした教育を行って他社に無い優秀な人材育成を行っています。
入社後、新人教育として1年かけてコンピュータの基礎、プログラムの組み方の教育を行います。大学時代にITの経験はあれば望ましいが無くとも問題ありません。アスコットでは、きちんとした教育により落ちこぼれなく立派に育てます。1年の入社教育が終れば、まずはまだヒヨコ的ですがプログラマー(PG)として、ひとり立ちが始まります。
アスコットは企業経営の業務ソフトの会社です。
1年目は、業務知識として簿記3級の取得が必須で、簿記の学習を通じて企業経営の知識をつけます。
2年目からは、プログラムを組みながらシステム設計(SE)の技術をOJTにより学び、5年経った頃SEの本格的技術者に成長します。
その後は、SEをしながらシステムコンサルならびにプロジェクトマネージャーの技術をやはりOJT中心に学びます。
入社後8年ぐらいにいわゆる何でもひとり立ちで出来るチーフSEになります。いわゆるコンサルタントSEです。
この間、アスコットでは学習カリキュラムとして、J1(ジャンル1)としてITの技術、J2としてシステム設計ならびにソフト開発技法、J3として経営管理の知識、J4としてプロジェクトマネージメント技法の学習を社内制度として、つまりアスコット生涯学習として実施しています。
教育制度は、業界1と自負しています。 次へ ≫