新連携の概要
管工機材業界を中心とした、生産財卸売業向け「生き残りのための経営課題解決型パッケージソフト」開発と、その販売による新事業分野開拓事業
1.事業計画の概要
(1) ソフト開発企業((株)アスコット)がコア企業となり、管工機材卸売業((株)一ノ瀬、(株)カワムラ)ならびに生産財卸売業(ライト精機(株)、新和鋼機(株))と連携を組み、管工機材業界を中心とした、生産財卸売業に対する「生き残りのための経営課題解決」を行う新ビジネスモデル対応ソフトを、新商品として開発する。
(2) 富士通(株)と連携を組み、富士通製サーバ機に上記の新ソフトを組み込み、徹底した検証を行い、ハード・ソフト一体型の、高品質で安定したオープン化対応の新商品として販売を行う。また、その拡販連携として、富士通(株)だけでなく、そのビジネスパートナー(都築電気(株)、(株)イースクラム)とも連携し、本商品の販売を行うことにより、新事業分野の開拓を目指す。
2.連携体の構成
3.新商品(新ビジネスモデル対応パッケージソフト)の概要
(1) 新パッケージソフト全体図
(2) 管工機材卸並びに生産財卸にとってのシステム導入効果について
業界統一商品コード組み込み
- あらかじめ業界統一商品コードをシステムに組み込んで提供することで、商品マスタの登録業務から開放され、商品の単品管理が実現できる。
在庫管理の改善
- 取扱商品を、顧客サービスの在り方によって、在庫定番品、定番取寄品および非定番在庫に分け、在庫が必要な商品を絞り込むことと、不良在庫・過剰在庫の発見を可能にすることで、在庫削減を実現する。
ローコスト物流の実現
- 商品のロケーション(棚番)管理を行い、ハンディターミナル(HHT)を使用して、出荷ピッキングを行うことにより、出荷業務に商品知識の無いパートやアルバイトが活用でき、物流コストの削減を実現する。
顧客サービス強化
- 得意先とのEOS・EDI機能や、過去の取引履歴を商品名称等であいまい検索する機能を活用し、受注業務の効率化を図るとともに、顧客サービスを向上させる。
メーカ(仕入先)EDI対応
- 仕入先(メーカ)からのEDI要請に対応し、発注業務の効率化を図るとともに、仕入先との関係強化を実現する。
販売実績・利益管理の充実
- 受注時点での、利益把握を可能にし、確実な利益確保を実現する。
- 販売実績データを、部門別担当別、得意先別、商品別、仕入先(メーカ)別等の多面的な切り口からドリルダウン型の照会が行えることで、実績データの効率的な活用を実現する。
4 .事業目標
(1) 事業期間
平成17年7月14日〜平成22年3月31日(5年間)
(2) 新商品販売開始時期
平成18年4月1日(予定)
(3)新商品販売市場
全国の管工機材卸売業、ならびに生産財卸売業
(4)新商品販売目標
60社(5年間)
5.支援金融機関
(1) 中小企業金融公庫 大阪支店
(2) 商工中金 大阪支店