スケジューラを使用した生産管理システム導入事例
業種
プラスチック製品製造業
主に日用雑貨の成形から組立までを行う。
管理設備
成型機 17台
主な取引先
商社
量販店
一人の生産管理者が、全製品の生産計画〜製造指示までを担当しており、受注後いかに早く日程計画を立案できるかが、システム導入のポイントとなっている。
また、営業や顧客からの引き合い(納期問合せ)にも迅速に対応しなければならない為、常に各工程の負荷状況や(未来)在庫が把握できる必要があった。
(その場で納期回答できなければ他社へビジネスチャンスが移ってしまう)
その為には、受注品目の中から生産が必要な品目を選択でき、各工程の状況を確認、立案が可能なシステムの早期導入が必要であった。
主に受注生産型の企業である導入企業は、受注後すぐに所要量計算までを行い、生産日程調整、材料や副資材の調達を行う必要があった。
その中で最も生産管理者が時間を取られていた作業が、成形工程の日程計画である。
どの機械で、どの成形を行えばもっとも効率的であるのかを手作業で、日々調整しなければならず、手配中の進捗の確認や各品目の成形サイクルタイムや成型可能機械などを都度確認しなければならなかった。
そこで、ガントチャートオプション「AsPLANer」の導入を決定した。
■AsPLANer
「AsPLANer」は当社生産管理パッケージとシームレスに連携できる為、常に最新の情報で日程計画の立案が可能となり、日程調整が必要な手配を各機械の空いている場所にドラッグ&ドロップで配置するだけで日程調整作業ができるようになった。
※他社製ソフトは、スケジューラ実行時にデータ変換作業が必要。
「AsPLANer」の機能は、非常にシンプルではあるが、その分マスタの設定が容易となっており、すぐにでも運用開始が可能。
機械別生産性の登録や、機械別稼働時間の登録など、より詳細にマスタを登録してすることもできる。
・作業の効率化
受注から日程計画立案までに要していた時間を大幅に短縮する事に成功。
・納期回答が迅速に行え、ビジネスチャンスを逃さない
一目で機械の負荷状況が把握できる為、その場で納期回答が可能となり、ビジネスチャンスを
逃さなくなった。