平成24年4月2日(月)
当社は5名の新卒者を社員に迎えました。
※【森井社長のお話】が日刊工業新聞に紹介されました!
大坪祐介君(大阪府立大学大学院理学系研究科)、奥田源也君(近畿大学理工学部)、野並亮介君(兵庫県立大学大学院工学研究科)、森本航君(立命館大学情報理工学部)、山ア孝史君(甲南大学大学院自然科学研究科)、入社おめでとうございます。
あなた方が立派に大学を卒業し、今日こうして社会人となり、アスコットに入社されたこと、社員を代表して心からお祝いを申し上げ、歓迎の意を表します。
昨年の丁度今頃は、就活時期の真っ只中でありましたが、リーマンショック後の長引く不況の上に、あの3.11の東日本大震災が起こり、本当に先行きのまったく見えない状況となり、採用活動をどうするかを考えざるを得なくなりました。しかし、5月に入り、当社の受注状況は心配したほど落ちず、むしろ順調に推移し、幹部社員からも将来のことを考えると、例年どおりの採用をしてほしいとの強い要請があり、皆様方5名の採用が決まりました。
今年も、優秀なあなた方を採用できたこと本当に嬉しく思います。いつも思いますが、採用決定は「縁」です。これから先、あなた方の人生に、色々なことが起こるかもしれませんが、この縁を大切にし、アスコットの社員として、みんなと一緒に助け合い、末永く頑張っていただきたい。
アスコットの経営状況ですが、今申し上げたような昨年度の日本列島は、大困難の中にありましたが、全社員が大変努力をしてくれ、受注は対前年104%、売上は114%の立派な実績を上げることができました。 みんな毎日、大変多忙をきたしています。
あなた方は、SEとして入社してくれました。
SEとなるためには、コンピュータや通信技術についての知識(J1)、プログラム開発やシステム設計技術(J2)、そして、簿記会計や販売・在庫管理等の経営管理の知識(J3)、さらにはシステム開発管理のプロジェクトマネージメントの技術(J4)の、たくさんのことを学び、身に付けねばなりませんが、アスコットでは、それらについての研修制度を設けています。
先ずは、あなた方への新人教育が明日から始まりますが、先輩社員が講師となり、ITの基礎から、わかりやすく、きっちりと教育をしてくれます。
一人前のSEになるためには、5年位かかります。コンサルの出来る上級SEとなるためには、さらに数年かかりますが、先ずは最初の1年間のプログラム研修が大切です。 入社一年目の基礎教育を一人も落ちこぼれなく、プログラムをしっかりと組めるプログラマーとなって、新人研修を卒業していただきたい。
いわゆるできる優秀なSEとは、プログラムのプロのSEであります。システムトラブルが起こったとき、火消マンとして最も頼りになるSEは、優秀なプログラマーであります。皆さんの一年先輩は、立派に新人教育を終えてくれ、教育期間中に火消しマンとしての活躍をしてくれた人もいます。
本日皆さんへの「はなむけの言葉」として、4つの言葉をお贈りします。
毎年、同じ言葉をお贈りしていますが、当社社員になる人への私の想いでもあります。
1つ目は、技術者として、システムエンジニアのエンジニアとして『基本に忠実であれ』ということです。アスコットのSEは、創業当時から優秀なSEの集まりといわれてきましたが、それは、基本を体得し、その上で仕事をしてきたからであります。
プログラム開発にしろ、システム開発にしろ、プロマネにしろ、プロのプロたることは、「基本に則って仕事をする」ことです。今まで発生したトラブルはすべて、この基本対応の欠如から起こっています。先輩諸君は「基本」の教育をしっかりやって頂きたい。
2つ目は、『感動する心を大切に』という事です。アスコットのSEは創造性とチャレンジ精神が大切ですが、それは、「感動する気持ち」にあると思います。 良いものを見てすごいと思い、そしてさらにもっとすごいものを創り上げる、このことから我々の発展と成長があると思います。これはアスコット全社員にお願いしたい。
アスコットは、SIerとして自らお客様に提案する会社です。 ASPACをベースにシステム提案をしますが、このASPACの良さがアスコットの命でもあります。 競合他社の新技術のすごさや、お客様の声やシステムニーズ等に学び、前向きに取り組んでいただきたい。 各人が、現場で学んだ感動の事柄を個人だけのものとせず、各部レベル、全社レベルまで高め、お客様に真に役立つ「新ASPAC」へとつなげていただきたい。「感動する心」はアスコット勝ち残りのための精神基盤です。
3つ目は、『Giveの方がTakeより大である人生を』ということです。 あなた方は、生まれてこのかたTake中心の人生でした。ご両親や社会から恩恵を受けて育まれてきました。社会人となった今日からは、いろんな意味でGiveの方がTakeより大となるよう努めて頂きたい。これは会社の発展、社会の発展、人類の進歩にとって大切なことであります。 これを、われわれの仕事で言えば、たとえば私たちがお客様から100万円のシステム開発の仕事を頂いたとします。その場合、お客様はそのシステムによって100万円以上の効果を得ることが出来ると考え、投資をされた訳です。私達は、十分に100万円以上の効果の出るシステムを作らねばなりません。
すなわち、お客様から頂いた価値以上の価値を、ご提供できるSEになって頂きたい。
4つ目は、『初心を忘れずに』にです。
今日、あなた方は、立派なアスコットのSEになるのだと、強い思いを持って入社してくれました。 会社生活をすれば、いいことばかりでなく、いろいろないやなことも起こるでしょう。そのような時は、今日のこの初心を思い起こし、立派に乗り越えていただきたい。私は、あなた方の先輩諸君が、難しい問題に遭遇した時くじけずに克服し、そのたびに、一段上の人間に成長したことたくさん知っています。
この4つ言葉をお贈りし、入社式の挨拶とします。
本社近くの公園にて