管工機材卸、機械工具卸、建築資材卸売業向け販売管理システム
「ASPAC−生産財卸」

管工機材卸売業様の「ASPAC−生産財卸」の導入による月次決算の実現
A社様は、会社環境の変化が日々、著しく激変する中、会社の状況を常に正確に把握し、当社のモットーである機敏性に磨きをかけ、経営に活かすことが不可欠であり、そのためには月次決算を行うことが必須条件となっていました。月次決算への対応の重要性が高まる中、販売関係の月次関係資料の作成にかなりの時間を要し、多くの不満を抱きつつ、会社の全体業務処理を見直すことで、月次決算の抜本的な迅速化・精度向上に取り組んだ事例です。
導入目的
- 全社業務手続きの業務標準化
拠点によって逸脱した手続きの見直し、また、現行ルールの見直しによる最適なルールへの仕組みの改善を行い、システム手続きに基づく業務運用を実現する。
- 在庫管理の改善
取扱商品点数が非常に多いため、単品在庫管理が行われておらず、現在庫が把握できてない。また、商品ごとの売上実績の把握ができておらず、長期滞留在庫の管理もできていないため、商品の仕入・在庫に関して、まったく経験と勘に頼っている状況。
- 工事現場単位の情報化
工事現場管理が営業担当者におまかせ状態であり、売掛金の滞留に加え、粗利益の把握ができていない。
- メーカからの要請に対するEDI対応
メーカ(仕入先)からは、商取引効率化のためEDIに対する強い要請があり、これに対応していくことは、取引継続・仕入コスト削減のために重要
導入システムイメージ
導入効果
- 月次決算の時間短縮と精度向上 − 1ヶ月から1週間に
迅速な月次決算が実現でき、また、信頼性の高い決算書に近づいて、予算対比による予実管理の実現が可能となり、経営目標・経営計画に基づく予算について、月次で実績対比を行え、当社が抱える問題点を把握し、改善点が浮き彫りになった。
- 不良在庫と過剰在庫の一掃
取扱商品を、顧客サービスの在り方によって、在庫定番品、定番取寄品および非定番在庫に分け、在庫が必要な商品を絞り込むことと、不良在庫・過剰在庫の発見を可能にすることで、在庫削減を実現。
- 工事現場ごとの情報管理の実現
情報の一元化とデータの共有により個人管理から組織管理ができ、また、個人が個々にコスト意識を持ち組織的に管理も行え、工事現場ごとに利益目標を立て、管理し、現場ごとの利益を確実に積み上げて、会社への利益貢献が期待される。
- メーカとのEDI対応の実現
仕入先(メーカ)からのEDI要請に対応し、発注業務の効率化を図るとともに、仕入先との関係強化を実現。