プラスチック製品製造業向け生産管理システム「AsPLAs」導入事例

プラスチック製品製造業向け
生産管理システム「AsPLAs」導入事例
　

テーマ

射出成形によるプラスチック製品製造業への生産管理導入事例

生産管理システム導入企業様(プラスチック製品製造業)の概要

業種
　　プラスチック製品製造業
　　大手家電メーカへの部品供給
　　携帯電話メーカへの部品供給

管理設備（４工場の合計)
　　超大型成形機　　　　２台
　　大型成形機　　　　　 １台
　　中型成形機　　　　 １５台
　　小型成形機　　　　 ３５台

主な取引先
　　大手家電メーカ、携帯電話メーカ、自動車部品メーカ

生産管理システム導入の目的・経緯

旧システムは、各製造拠点ごとにオフコンによるシステムが導入されており、
全社的な販売、購買管理を行う為に、別システムにデータを登録する必要があった。
その為、新システムは、全社的に活用できる総合的なクライアント・サーバー型
生産管理システムが選定の条件となった。

導入企業では一旦、別のソフトの導入が決定され、導入に向けてプロジェクトを進めていたが、
２年を経過した段階でそのソフトの導入を断念。
再度、ソフトの選定が行われた。
（前回の選定時には、ＡｓＰＬＡｓは完成していなかった）

その時、導入企業が加盟する社団法人西日本プラスチック製品工業協会から、
当社パッケージソフト「ＡｓＰＬＡｓ」の紹介を受け、プラスチック製品製造業の為に作成された
ＥＤＩ対応統合情報システムと業界に対する幅広い知識が評価され、導入が決定した。

導入が決定してからは、導入企業と当社が一丸となり、新システム構築に向けての
プロジェクトをスタートさせ、半年後に本稼働を迎えた。

ＡｓＰＬＡｓの概要

　

販売管理、購買管理を主としたシステムを構築。
社内にも製造部門はあるが、他の協力会社と同様に扱って管理を行っている。
製造部門の生産管理については、本社ＡｓＰＬＡｓとは切り離して行う予定。

ＡｓＰＬＡｓの導入効果

・ＥＤＩへの完全対応による業務の効率化に成功
　　旧システムでは、ＶＡＮ型ＥＤＩには対応していたが、ＷＥＢ型ＥＤＩや表計算ソフトで
　　作成されたデータよる発注もあり、膨大な量の受注登録を人的に入力する必要があった。
　　新システムでは、これらの受注にも対応し、登録作業を大幅に減少させた。
　　また、締めのタイミングで送られてくる検収情報も同様に対応し、検収情報と売上情報の
　　突き合せ作業も自動化を実現。

・契約倉庫会社とのデータ連携により伝票処理の効率化に成功
　　契約倉庫で発生した入出庫のデータを自動受信し、入庫処理、出庫処理データに反映させ
　　る為、伝票の登録件数を大幅に削減。
　　他にも子会社とのデータ連携も実現し、さらに登録件数の削減に成功。

・会議用資料の作成時間の短縮
　　Excelで作成していた会議用資料もシステムから自動作成する為、月次報告資料の作成時間
　　の短縮に成功。また、旧システムでは、複数のホストで管理していた為、全社的な数字を
　　捉える為には、集計処理が必要だったが、一元化により集計作業が不要となった。

・原料発注、受入業務の省力化
　　原料の多くはグループ企業に対して発注を行っており、発注・受入データの連携を実現させ
　　双方の業務の省力化に成功した。

• 
•