株式会社アスコット20周年記念誌　『創業から今日まで』

『創業から今日まで』

「ASPACシリーズ」パッケージソフトの特徴

業種別企業のビジネスモデル強化支援型の経営課題対応型ソフト（一般市販ソフトとの違い）

　我が国企業のビジネスモデルは、業種毎に、その取扱商品の特性や取引慣行の違いから、商品の調達、保管、出荷の方式、利益計上の仕方や、商売の仕方など、「ビジネスモデル」が異なります。当社のＡＳＰＡＣシリーズは、この業種別ビジネスモデル強化支援型ソフトとして開発してきました。 すなわち、各業種（消費財卸売業、生産財卸売業、部品製造・加工業など）企業の、ビジネスモデルを深く分析し、その業種ごとの企業のビジネスを強化支援し、経営課題解決に貢献できることを志向しています。　

　これに対し、一般の市販パッケージソフトは、例えば消費財卸売企業に、いわゆる「販売管理ソフト」が多く提案されていますが、その内容は、売掛金管理、在庫管理、買掛金管理といった一般的な販売管理システムで、基本的には「販売事務手続きのシステム化」で、事務省力化にはそれなりの効果がありますが、消費財卸売業が生き残っていくためには、EOS・EDI対応、リテールサポート、ローコスト物流機能、リベート管理などが重要な経営課題ですが、そのような機能には対応されてはいません。　そのため、実際的に、この「一般的販売管理ソフト」を、消費財卸売業が導入し、ある程度のビジネスに必要なシステムにするのには、大変な追加カストマイズ費用がかかっています。　また、この種の販売管理ソフトは、一般的には、あまりカストマイズを受け付けないソフトが多いようです。

カストマイズイージー型パッケージソフト

「ＡＳＰＡＣシリーズ」のそれぞれのソフトは、そのパッケージソフトをそのまま適用していただくだけで、業務改善、企業変革に寄与できるソフトでありますが、さらにその上に、お客様固有のシステム要件を、容易に組み込みことができるプログラム構造となっています。
　いわば「カストマイズイージー型パッケージソフト」です。
すべてのお客様のご要求をお聞きし、お客様ごとに「真に役立つシステムをご提供すること」が、当社のビジネスシナリオです。

• [1]　「アスコット」の由来
• [2]　起業の背景
• [3]　創業時　[平成5年(1993年)〜平成6年(1994年)］
• [4]　「SEが優秀なだけでは勝負に勝てない」　- パッケージソフトの開発と事前提示 -
• [5]　「ASPAC-消費財卸」　[平成7年(1995年)〜平成8年(1996年)］
• [6]　「ASPAC-生産管理」　[平成12年(2000年)]
• [7]　「AsPLAs」　[平成14年(2002年)]
• [8]　「ASPACシリーズ」の品揃え強化開発とその開発ポリシー
• [9]　「ASPACシリーズ」パッケージソフトの特徴
• [10]　「信用力の無い、名もなき会社には仕事は戴けない」　- アスコットのシステム開発企業としての信用力確保について -
• [11]　アスコットのシステム開発作業について
• [12]　アスコットの経営基盤確立期　[平成11年(1999年)〜平成12年(2000年)］
• [13]　最近のアスコットの特徴的イベントの紹介　[平成17年(2005年)〜］
• [14]　アスコットのSE力強化について　- 人材の採用とスキルアップ研修 -
• [15]　令和6年度(第32期)の経営方針と経営目標